日記 2015/07/12

奥草津のチャツボミゴケ公園

関東最大のチャツボミゴケ群生地・穴地獄

チャツボミゴケ公園は奥草津という、草津町と六合村(現中之条町)にあり、
当館から車で約20分のところにあります。
「ちゃつぼみ」・・・という、なんとも不思議な名前に魅かれてしまします。

強酸性の水が流れるところにしか発生しない苔で、全国で最大の群生地だそうです。

もともとここは、旧群馬鉄山といい、露天堀りで鉄鉱石を採鉱していたそうです。
その窪みを穴地獄と呼び、穴地獄は希少なチャツボミゴケの大群生地となっています。

実は、今年の5月29日に、このチャツボミゴケ公園付近も含めた「芳ケ平湿地群」が、
ラムサール条約湿地登録
されました。

群馬県の北西部、中之条町と草津町に広がる芳ヶ平湿地群は、
草津白根山(標高2,160m)の火山活動に大きく影響を受け形成された湿地、河川、池沼群です。


標高2,160mの草津白根山湯釜をはじめ、標高約1,800mの芳ヶ平湿原、大平湿原、平兵衛池、大池、水池、
標高約1,200mのチャッボミゴケ公園穴地獄までをつなぐ湿地群から成り立っています。


現在は白根山の火山活動の為、湯釜付近の見学は出来ませんが、
数多くの自然に触れることのできる上信越高原国立公園は見どころ満載です。
 

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